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記事にした動機
2022年に販売が終了してしまいましたが、所有しているNikon Dfの良いところ、所有した満足感をお伝えして、中古市場でこれから手に入れようか悩んでいる方の背中を押すために記事にしました
ニコンDFにノスタルジーを感じて一度は欲しいと感じた方は多いと思います。20万オーバーのカメラゆえに手が出せなかった方も多いと思います。私もその一人でしたが、7年前に思い切って手を出しましたが、一度も後悔することなく今に至っています。
この記事では、ニコンDFの良いところを紹介しています。この記事を読めば、買いそびれた人も欲しい気持ちが再燃することになります。
最後まで読んで、ニコン最後の傑作一眼レフ機の良さを堪能してください。
Nikon Dfを、お勧めしたい人
❶マニュアル操作を楽しむことができる人
❷Fマウントレンズ資産を持っている人
❸NIKONが大好きな人
Nikon Dfとは
Nikon Dfが発売されたのは2013年11月
往年の銘機Nikon FM、F2、F3を回帰してデザインされた外観、特に軍艦部のダイヤル群のレイアウトはデジタル一眼レフの中では唯一無比、しかもフルサイズ一眼
発売当時の雑誌によると、通常このクラスの製品開発は2年ほどのところ、Dfには4年の歳月をかけ、また、開発を終えて生産開始に差し掛かったころに東日本大震災が発災し、仙台工場での生産開始に苦労したとのこと。
<利点をザクっと紹介>
・フルサイズのセンサーを搭載し、高画質な写真が撮影可能
・従来のフィルムカメラのデザインを踏襲し、設定がダイヤル式なので迷いが少ない
・多機能な撮影をサポートするための多数のボタンやダイヤルがある
(カスタム設定を簡単に保存・電源を入れなくても見た目で確認できる)
・多数のニコンFマウントレンズが使用可能
・メカニカルなダイヤル操作により、直感的な設定変更が可能
・クラシックなデザインにより、懐かしさを感じることができる
発売からスタイルそのままに(マイナーチェンジなし)8年間、ニコン製品の中でも数少ないMadeinjapanとして仙台工場で作られていましたが、2022年初頭遂にその製造が幕を閉じました。
私の購入動機
フィルムカメラ時代のNikon FM2は当時の私にとって高嶺の花、時が過ぎて発売されたDfは当時のメカニカル機構を現代のデジタルに置き換えられたもの・・・
写真写りのあれこれ、操作性のなんだかんだを超えて、メカニカル大好きラギッドおやじとしては一目惚れの逸品、何とかして手に入れたいという思いが募るばかり(^_^;)
3年我慢して2016年の秋迫る頃、我慢出来ず紅葉撮影を目的と銘打って手に入れました。
当時ニコンには、ポートレートにD800、スポーツにはD4とうプロ御用達のフラッグシップ機がランナップされていましたが、プロが仕事を離れ休日の趣味として持つ一台として推奨された記事を読んだことがあります。
所有しての感想
良いところ
・持ち歩いているだけで気分が上がる
・アルミ削り出しのダイヤルの質感が良い(コストがかけられている)
・ニコンのFマウントレンズなら70年前に製造されたものでも使える
・上手く撮れた時のフルサイズの写真にはウットリ(╹◡╹)♡
(デジタルカメラは画素数だけでは語れないと思った⇒流石D4譲りの当時のフラッグシップフルサイズセンサー搭載)
・心地よいシャッター音
・暗いところでの撮影に強い
(フラッシュは付いてないが、高感度設定でもノイズが少ない(ISO6400でも十分綺麗、おそらく、高価なD4と同じセンサーのおかげ))
・明るいファインダー(ファインダー倍率0.7倍)
・電池が長持ち(1日持ち歩いて100ショット位なら電池▲30%程度)
・当時のフラッグシップモデルD4のフルサイズイメージセンサー使用(1661万画素)
*センサーの他、ローパスフィルターや画像処理エンジンもD4同等
・綺麗な写真が撮れて、かつ、メモリー容量が少なくて済む
・フルサイズ一眼レフなのに軽い
・昔ながらの真っすぐな書体(NiKON)
悪いところ
・ISOのオート設定が無い
・オールドレンズが欲しくなる(レンズ沼にハマる)
・露出、シャッタースピード、ISO感度の基礎知識が必要
・ボディーに厚みがありグリップし難い(ホールド感が乏しい)
・フラッシュが搭載されてない
・ファンクションダイヤル(正面Dfロゴの右下にあるダイヤル)が回し難い(固い)
・動画機能が無い
総評
❶マニュアル操作を楽しむことができる人には◎
(感度設定(ISO)のオート設定が無い)
❷Fマウントレンズ資産を持っている人には◎
❸NIKONが好きな人には◎
以上3つがNIKON Dfファンへ送るお勧めポイントです。
私が想い描く勧めポイントとして、私同様年配の方々、旅行や食事など一緒に持ち歩き、いろいろな場所で奥さんと一緒に撮り歩くシーンにも似合うカメラだと思います。
そして、銘品として持ち続け、いずれ子供に受け継ぎたいと想わせる銘機です。
中古で購入を検討中の皆様是非購入あれ〜
<自作で革製の防護カバー取り付け>
ニコンDFのレンズ選び
ニコンDFでは、ニコンの伝統的なFマウントが採用されているため、豊富なレンズラインナップが利用可能です。以下に、お勧めのレンズをいくつか紹介します。
NIKKOR-N・C AUTO 1:2.8 f=24m
ニッコール千夜一夜物語=NIKKOR-N・C AUTO 1:2.8 f=24mm
金属製の重厚感と大きさが手になじみ、マニア心をくすぐるレンズです。
AF-S NIKKOR 20mm 1.8G
紅葉、天体撮影用の広角で明るいレンズ
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
次に紹介するレンズは、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
このレンズも廃盤となりましたが非常に気に入っているFレンズです。
ナノクリタルコートですが価格6万円台という価格設定は、Nikonの良心ともいうべき価格設定とその性能だと思います。
ニコンDfを使ってインスタグラムの投稿写真を撮影しています。(リコーGR3と併用して撮影しています)
フルサイズで撮影後、インスタの画角の収まり具合を考慮して、アスペクト比1:1にトリミングしています。
AF-S NIKKOR 50mm 1:1.8G
標準レンズ
フォーカスリングがDF用にシルバーにデザインされたスペシャルエディション